英語リスニング上達の勉強法とは?

効率よく英語のリスニングを上達したいと考えた場合、きちんとしたプロセスで勉強する必要があります。単にたくさん聴けばリスニングが上達するだろうと考えるのは早計です。

ポイントは、リスニングの勉強を始める前に、英語の発音・文法・基本的な英単語を勉強して、基礎力をつけておくことです。こう言われると、「発音・単語はともかく、文法がリスニングと何の関係があるの?」と思われる方が少なくないと思います。

ちょっと回り道のように思えるかもしれませんが、文法に対する知識があると、リスニングにおいて大きな効果があるので、実は事前に文法を勉強しておくというのは、効率が良いリスニング勉強法です。

リスニングスキルを伸ばすステップ

第1ステップ:基本的な単語・発音・文法をマスターする

リスニングの勉強法というと、英語を聴くということを真っ先に思い浮かべられるかもしれませんが、その前に学習しておいたほうがいいことがあります。

それは基本英単語とその発音、そして、英文法の知識を身につけることです。

この3つは言葉を構成する重要な要素です。幼少から英語を勉強する場合は、文法の知識がなくても言葉は身に付けられます。それは、特に3歳時の幼児の脳では、単語を聞くだけで自然と文法の知識を頭の中で体系立てる本能が備わっているからだと言われています(これについては、スティーブン・ピンカー博士の著書、「言語を生みだす本能に詳しく書かれています)。

一方で、そのような本能は年を重ねるごとに衰え、小学校に入学する頃には完全に失われると言われています。ですので、既に成人に達した人が、新たに語学を勉強しようと考えたときに、多読・多聴を繰り返しても、効率が悪いだけなのです。

ですので、まずは語学学習の土台となる単語・発音・文法を身につけ、その後でリスニングのトレーニングに取り組んだ方が効果的です。

それでは発音と文法は、どんなふうに勉強していけばいいのでしょうか?

発音については、市販の参考書を1冊購入して、その内容を覚えればOKです。覚えるといっても暗記するのではなく、実際に自分で口にだして、やりかたを身につけるというものですから、やりやすいと思います。

要は、vを発音する際には下唇を噛む、thを発音する際は、両前歯で下を軽く噛むなどの、本当に基礎的な知識から始めましょう。

文法に関しても、市販の参考書や問題集を解いていけば十分です。ただし、選択する教材は簡単なものを選ぶようにしてください。

文法といっても、高校1年生~2年生が学校の授業で習う程度のもので構いません。英検準1級や大学入試で登場するような難解な文法知識は不要です。

というのは、英会話の現場では、難解な文法を使用して会話する機会など滅多にないからです。

別に、文法学者になるのではありませんから、頭をひねって難解な問題に挑むことは止めましょう。

第2ステップ:簡単なリスニング用書籍や教材で勉強する

発音・文法・英単語を押さえたら土台作りはOKなので、次に実際に英語を聴いていきます。

ここでのポイントは、自分のレベルに合った教材を選択することです。簡単すぎても難しすぎてもダメです。

では、現時点での自分のレベルはどう判断すれば良いでしょうか?

それには、TOEICを受験してみるのが一番近道です。試験対策などはなにもしなくてかまいませんので、まっさらな状態でTOEICを受験してみてください。

もし、次のTOEICまでにすこし時間があると言った場合は、模擬問題を解いてスコアを出してください。

現時点での実力の判断を、実力ごとに段階を細かく分けてご説明していきます。参考にする箇所は、TOEICのリスニングスコアの点数です(リーディングは度外視して結構です)。で、自分のリスニングスキルの上達度に合わせて、参考にしてみてください。

ⅰ.TOEICのリスニングセクションが250点未満の方

TOEICのリスニングスコア250点未満の方は、全体的な英語の基礎力が心許ない方です。ここに分類される方は、リスニング能力を向上させる以前に、英語の基礎力を充実させる必要があります。

英語学習初心者向けのやさしいものを素材にして勉強しましょう。

勉強法として意識すべきことは、「耳で聴くこと」と同時に「口に出すこと」を積極的に行う事です。

『口に出す』ということはあまり馴染みのないことかもしれません。実際に、学校教育の現場でも、英語を口に出す機会は非常に少ないからです。しかし、「口に出す」という行為は語学学習において非常に重要です。

実際に海外旅行に行ってみるとわかります。外国人とのコミュニケーションをする際、「聞く・話す」が7割以上を占めるからです。「読み・書き」は現実のコミュニケーションの場では、補足的な役割に過ぎません。

耳で聴いて口に出すということをしていけば、言葉は間違いなく覚えられます。

これを忘れなければ、英語のリスニングスキルは必ず上達します。

初心者の場合、英会話教材を活用するのもいい選択肢です。教材を使って、最も効果を期待できるレベルといえます。

オススメは30日間英語脳育成プログラムヒアリングマラソン・ベーシックkikuzo!
などです。

どちらの教材も教材も「聴く・話す」の連動を重視している初心者に最適の教材と言えます。

特に、「30日間英語脳育成プログラム」は英語学習の第一人者と言われる大学教授が開発、監修に関わっているものなので、内容的にとてもしっかりしています。

リスニングスキルを効率的に上達させることができるでしょう。

ⅱ.TOEICのリスニングセクションが250点~350点の方

これぐらいのスコアを出せる人は基礎力が十分身について、間違いなく初心者と呼ばれるレベルを卒業している方です。

このカテゴリーに該当する方は、勉強法自体は特に変える必要はありませんが、教材のレベルをあげていくことになります。

書籍や英語教材というのは、対象レベルをTOEICのスコアで表記しているものが少なくないので、自分のスコアに合ったものを選びましょう。

このレベルに来ると、背伸びして少し上のスコアを対象にしてもかまいません。

ただし、気をつけなければならないポイントがあります。

それは、「このあたりのスコアの人たちが、一番、能力の伸びが停滞しやすい」という事実です。

中級者を卒業して、上級者のレベルに到達するには、ある程度の期間、集中して英語に費やす必要があります。このレベルに到達した方は、「1日30分」をコンスタントに続けて来た勉強法から、「1日5時間の勉強を1ヶ月の間、集中トレーニングする」と言った感じで、山ごもり特訓みたいなトレーニングを行うと効果が上がります。

実は、私も英会話サークルにいたときに、1週間ホテルで缶詰状態になって、英語だけを使用してコミュニケーションする山ごもり特訓の経験があるのですが、この特訓が終わった後、飛躍的に会話能力が伸びた経験があります。

社会人の方は、「山ごもり」なんて無理かも知れませんが、是非、一定期間の集中トレーニングを行ってみてください。

【使用する教材について】

このレベルの方々が使用する教材は、先ほどご紹介した「30日間英語脳育成プログラム」や「ヒアリングマラソン中級コース」が役立つはずです。

もし、実力の伸びが悪くなってきているという場合、原因として考えられるのは語彙力不足です。

意識的にボキャブラリーを増やす努力をしてみましょう。

語彙力アップの教材としてはボキャビル(R)マラソン・パワーアップコースがオススメです。どちらも効率よく語彙力を増やすことが出来ます。

第3ステップ:生の英語に接する頻度を増やす

ⅲ.TOEICのリスニングセクションが350点以上の方

このレベルまで到達した人であれば、そろそろ生の英語に触れる機会を持つ時期です。

ニュースや英字新聞、ドラマ、映画などを見たり、場合によっては英会話スクールに通って、ネイティブ講師と話をするというようなことをすべき段階です。

書籍や教材を使う場合にも、レベルの高い教材を選択しても大丈夫でしょう。

このレベルの方であれば、「1000時間ヒアリングマラソン」が歯ごたえのある教材です。

ただし、ほとんど内容が理解できない、教材の内容に興味がわかないといった事がないように、教材を選ぶ際には、無料体験から始めると言うことを忘れないようにしてください。

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