ヘッドホンの功罪

ヘッドホンのメリット

ヘッドホンを使うと、周りの音がシャットアウトされて英語のみが耳に入ってきます。

そのおかげで集中して英語の音を聞くことができます。

実は、英語教室でヘッドホンをさせるのは、この「周りの音をシャットアウトできる」という効果に着目して行われているのです。

もちろん、イヤホンを使って、ipodなどで通勤・通学時間にリスニングを鍛えることもできます。

ですが、イヤホン・ヘッドホンの第一のメリットは「英語の音に集中できる環境を作ること」と言えそうです。

イヤホン・ヘッドホンを外して聴く努力も大事

反面、イヤホン・ヘッドホンを使って英語を聞くのは、デメリットもあります。

というのは、実生活においては、いつも音に集中できる状況で英語を聴くことができるとは限りません。

車のエンジン音、列車の音、周りの話し声など、ノイズの入った状況で聞く方が多いのです。

つまり、聞き取りづらい環境でもしっかりと英語を聞き取れないといけない場面は多いのです。

この点を考慮しないと、良いコンディションの時しか英語を聞き取れないという状況になりかねません。

ですので、リスニングのトレーニングをするときは、イヤホンなどを使わない訓練も必要になります。

慣れていくにしたがって、ヘッドホンは卒業しよう

初級者の方がヘッドホンを使って勉強するのは、英語の音の特徴を捉える上で非常に有益です。

初めの段階では使用しても全然かまいません。

しかし、先ほど申し上げた通り、実践の場は視聴覚室のような音に集中できる環境ではありません。

ですので、自分のレベルが上がっていくにつれて、ヘッドホンは卒業しましょう。

ある程度のノイズの中でも英語をきちんと聞き取れるかを訓練していくべきです。

そうしないと、いつまでたっても外国人とのコミュニケーションに難を残すことになります。

最終的には、何気なしに聞き流しても、しっかりと内容を把握できるレベルを目指してみましょう。

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