「支店がある」という表現も気をつけないとイヤミになる
この記事を読んでいらっしゃる方の中には、海外に支店がある会社にお勤めの方も多いのではないかと思います。
仮に、お勤めの会社がロンドンに支店を持っていたとしましょう。
さて、「うちの会社はロンドンに支店があります」と言いたい時、どう表現すればよいでしょう。
ぱっと思いつくのは、My companyを主語にして、My company has an office in London.と言えそうですね。
しかし、この表現は少し誤解を与える表現になってしまうのです。
この表現は、何か相手の会社と競っていて、「自分の会社の方がこんなにいいんだ」と威張っているような印象を与えてしまいます。
つまり、「お前のところにはロンドンに支店なんてないだろ」というニュアンスまで伝わってしまうのです。
この場合は、以下のように表現するのがオススメです。
We have an office in London.
(うちの会社にはロンドンにオフィスがあります)
主語をWeにすれば、自慢しているような印象を払しょくでき、ちょっと謙遜しているような感じになります。
主語をWeにすることの有効性
主語をWeにすると、自分に関係のある問題だという意味が伝わります。
例えば、
We have two sick teachers today.
となると、「今日は病気の先生が二人います」という意味になります。
これを、There are two sick teachers today.とすると、確かに間違いではないかが、何か客観的で、よそよそしいニュアンスまで伝えてしまいます。
端的に言うと、「自分にはあまり関係ないけどね」というニュアンスまで伝えてしまうので、気を付けましょう。
・「My company has ~」は嫌味なニュアンスまで伝わります。
・「We have ~」は「~があります」として押さえましょう
あの有名リスニング教材にトライしてみよう
「ヒアリングマラソン6か月コース」は「1000時間ヒアリングマラソンに興味はあるが、1年間できるか分からないので、まずは半分の期間で試したい」という方に、うってつけのコースです。通常の1年コースと同じものを最新号から6カ月間毎月お届け。受講期間・教材量は半分となり、より完走しやすくなります。もちろん6か月コースを完走できたら、そのまま1年コースに移行可能。最高峰のリスニング教材と評判の1000時間ヒアリングマラソンの前に、ハーフマラソンで腕試ししてみませんか?