「英語で理解する」とは?
当然のことですが、私たちが日本語を聞いて日本語のまま理解しています。
一方、例えばアメリカ人は英語を聞いて英語のまま理解しています。
「何を当たり前なことを・・・」と思うかもしれませんが、ここは非常に重要なポイントです。
日本人にしろアメリカ人にしろ、自分の母国語以外の言語を理解しようと思ったら、頭の中で変換の作業が必要になります。
例えば、我々日本人が英語を理解しようと思ったら、「英語→日本語」の変換が必要になります。
しかし、簡単なフレーズでは、わざわざ日本語に変換しなくても、英語のまま理解できるものがあります。
例えば、「Nice to meet you.」をわざわざ「初めまして」と変換する必要はないでしょう。
なんとなくでも、「Noce to meet you.」で理解できるわけです。
つまり、このフレーズについては、頭の中で日本語に変換しなくても理解可能なフレーズとなっているわけです。
実は、これが「英語で理解する」ということの真相なのです。
英語で理解できると得られるメリット
先ほど説明した「Nice to meet you.」を頭の中で変換せずに理解できるのは、このフレーズ自体の意味を完全に理解しているからです。
他に例を挙げれば、
There is something wrong with this computer.
という文章では、「There is something wrong with ~」を「~におかしなところがある」という意味だと理解さえしていれば、後ろの部分は「このコンピュータ」の2語だけですから、極端な話、後ろの2語だけちゃんと聞き取れば、意味は理解できるわけです。
もちろん、ネイティヴスピーカーのように感覚的に英語で理解しているわけではありませんが、このような基礎知識をたくさん備えておけば、多少、相手の話すスピードが速くてもついていけますし、自分が話す時も、そのフレーズをそのまま使えばよいので、応用の範囲も広がります。
いわば、「英語で疑似的に理解している」とでも言いましょうか。
実は、良く売れている英語教材は、この「英語で疑似的に理解できる領域を効率的に広げてくれる教材」なのです。
どんなに頑張っても、ネイティヴスピーカーのような英語感覚を身に付けることは出来ませんし、また、その必要もありません。
そんな感覚がなくとも、英語は話せるようになりますので、安心してください。
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