お気に入りの題材・・・って例えばどんなの?

英語を勉強するときには教材が必要です。

教材と言っても、高額なものである必要はなくて、参考書や語学教材のような学習ツールだけでなく、英字新聞、映画、ドラマのような生の英語でも十分です。ただし、一度、その教材に取り組み始めたら、繰り返し使用して完全に自分のものにすることが重要になってきます。

5個の教材を1回ずつ勉強するより、1個の素材を5回繰り返す方が、学習効果は高くなります。英語に限らず、勉強は復習が大事です。物事は一度で覚えられることはなく、反復しなければ身に付かないからです。

かといって、では繰り返し勉強しようと思っても、なかなか難しいところがあります。一度勉強したものを繰り返すには、その教材に耐久性が要求されます。「耐久性」とは、何度繰り返しても、飽きが来ないという性質です。

例えば、優れた文学作品は、この「耐久性」を備えています。また、自分のお気に入りの小説などは、何度読んでも飽きが来ないものです。私の友人の中で、「お気に入りの映画をビデオテープがすり切れるほど見た」という人がいました。

このように、本当にお気に入りの教材や、作品の内容自体が優れているものは、何度繰り返しても、読む度に新しい面が見えてきて、新鮮みが薄れないものです。

英語の学習においては、この「耐久性を備えた教材」をいくつ見つけられるかが鍵となってきます。

もちろん、次から次へ、新しい教材に手を出すというのも決して悪いことはではありません。

しかし、効率制という観点で考えると、反復練習と比べ、やはり効率は落ちます。結果的に、単に「勉強した気になっている」という状況に陥りかねません。

そこで、『この素材であれば、何度繰り返しても飽きない』という、お気に入りを探し出してみましょう。

ジャンルは何でもかまいません。スポーツが好きなのであればスポーツの名場面集、映画が好きであれば、好きな俳優のワンシーン、時事ネタが好きであればニュース素材など、自分が好きなものや興味を持ったものであれば、お気に入りになる可能性が大です。

そして、気に入ったものがあれば、何度も何度も繰り返す。

それこそ覚えてしまい、見なくても分かるというぐらいまでやれば、そのときには、あなたの語学力は確実にアップしているでしょう。

そうなれば、新しい素材に手を出しても、すぐに覚えられるようになり楽です。

是非、お気に入りを一つ見つけましょう!!

ちなみに、私の好きな教材は、スティーヴ・ジョブズ氏の演説です。これは何度見ても、引き込まれてしまう名スピーチだと思います。

このような教材と出会う内に、英語の上達スピードは段々速くなるでしょう。

あの有名リスニング教材にトライしてみよう

ヒアリングマラソン6か月コース「ヒアリングマラソン6か月コース」は「1000時間ヒアリングマラソンに興味はあるが、1年間できるか分からないので、まずは半分の期間で試したい」という方に、うってつけのコースです。通常の1年コースと同じものを最新号から6カ月間毎月お届け。受講期間・教材量は半分となり、より完走しやすくなります。もちろん6か月コースを完走できたら、そのまま1年コースに移行可能。最高峰のリスニング教材と評判の1000時間ヒアリングマラソンの前に、ハーフマラソンで腕試ししてみませんか?

コメントは受け付けていません。