英会話教材は役に立つのか?(初級者編)

現在、様々な英会話教材が販売されています。ある英会話教材では、有名人を使ったCMでも話題になっており、視聴者の購入意欲を煽る一方で、「本当にこのような教材は役に立つの?」と疑心暗鬼になる方も多い野ではないかと思います。

実際のところ、どうなんでしょう???

優等生的な答え方をすれば、「効果には個人差があります」とでもなるのでしょうね(笑)。

私個人の答えを言わせて頂ければ、「学習者のレベルによって効果が異なる」という見解です。

例えば、「読み・書き」に関する知識が十分に備わった方であれば、あとは「聞く・話す」能力を伸ばしていけば良いだけですので、ある意味、話は簡単です。一般に販売されている英会話教材で自分に合ったものを探せば良いでしょう。

一方で、「読み・書き」の知識もあやふやな方にとって、「聞く・話す」から英会話学習を始めるのは少々、難があります。このような方は、会話能力を伸ばす前に、基本的な文法書・単語張などを使って、英語の基礎知識から充実させていく必要があります。

もちろん、英会話に難解な文法知識や英単語は必要ありません。別に、大学入試の試験問題を解いたり、学術論文を読みこなすわけではありませんから、ある程度、英語の言語構造を理解した時点で、「聞く・話す」の段階に移ってしまってかまいません。

初心者には英会話教材が有効

巷で販売されている英会話教材の多くは、主に「読み・書き」をある程度知っているという前提で作成されています。

ですので、「読解力や語彙力をブラッシュアップするのは別の教材で補いつつ、リスニング・スピーキングスキルを伸ばすために英会話教材を使用する」という学習法が有効という結論になります。

英会話教材は、「ある程度の読み・書きの知識を持っている初心者」が使うと非常に有効なことが多いです。なぜなら、「英語を聞けない・話せない日本人」は非常に多いため、そのような英語初心者に対する教育方法は、以前からかなり研究されていて、学ぶべきことが既に体系化されているからです。

つまり、「やるべきことはたくさんあるが、この順番で学んでいけば効率的に学習できる」という初心者向けのロードマップのようなものが完成されているのです。

例えば、国語では、始めにひらがな覚え、その次はカタカナ、さらに漢字というように学ぶ順番が決まっていますよね。これは適当に決まっているわけではなく、カタカナを学ぶ前に、ひらがなを知っておく必要があるというふうに、学ぶべき順序をちゃんと考えられているのです。

これが逆だったりしたら大変ですよね。いきなり漢字を教えられたら、大半の小学生は頭を抱えてしまいます。

英語でも全く同じことが言えます。何も知らない初心者は当然、どんな順番で学んでいいのか見当もつきません。

そこで体系化したカリキュラムを持っている英会話教材が役立つというわけです。

英会話教材に沿って、初めから順序よく取り組んでいけば、英語を効率良く学ぶことが出来ます。また、英語には、ディクテーション、リピーティングといった学習パターンがありますが、英会話教材の大半は、そういったものをバランス良く取り入れています。

これらは、英会話教材を使い終わった後にも役立つスキルとなりますので、このような事をを学べるのもメリットの一つです。

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