文法を知らずして英語を表現することは出来ません
まず、何故、英会話の学習で文法知識が大事かというと、文法は言葉のつなぎ方を定めた大事なルールだからです。例えば、「私はペンを持っています」という単純な文章を例にとってみましょう。
「持っています ペン 私」
何となく意味がわからなくはないですが、こんな事をずっと聞かされていれば、相手に自分の言いたいことなど伝わるはずもありません。と言うより、聞かされる側は大変な苦痛です。
日本人である我々は、主語である「私」の次に目的語である「ペン」、そして最後に「持っています」という述語を並べ、間を助詞で繋げば良いことを生まれながらにして理解しています。これは、生まれてから、両親や回りの大人たちとのコミュニケーションで自然と身につけたわけですが、自然コミュニケーションを通じて頭の中に文法を形作れる能力は3歳までが限度とされ、それ以後は徐々に失われていくことが確認されています。
ですので、外国語である英語を身につけようと思ったら、英文法を体系的に身につける必要があるのです。残念ながら、我々、英語のノン・ネイティヴは「ルールを知らずに、言葉をつなげることは不可能」なのです。
しかし、文法と聞くと小難しく聞こえますが、決してそんなことはありません。特に、英語の文法ルールは、フランス語・ロシア語・ドイツ語などの諸外国の言語に比べると、比較的、カンタンにマスターできますので、安心して取り組んでください。
管理人オススメの勉強プラン
会話に必要な最低限の文法知識を身につけるのであれば、高校卒業程度の知識レベルで十分です。
しかし、中学生・高校生用の参考書を引っ張り出してきて、「もう一度、昔を思い出して、机に向かって勉強してください」と言うのは、社会人の皆様からすれば「え~」となるのが本音ではないでしょうか?(笑)
効率を求めるのであれば、英会話を主眼に置いた通信講座がありますので、こちらを利用した方が効率的かもしれません。
また、通信講座はキチンとカリキュラムが組まれていますし、フォローアップ体制もしっかりしていますから、挫折せずに続けられると思います。
また、自分のペースで勉強できるというのもメリットとして考えられますね。
アルクの英文法イメージトレーニングであれば、内容的にも非常にしっかりと作られていますので、こちらの講座を利用する事をオススメします。
英語を話せるようになることを目的に英文法を学ぶのであれば、最適の講座だと思います。