成田からシンガポールを経由して、バングラディッシュのチッタゴン行きの便に乗り換え。ミャンマーの首都ヤンゴン(当時)は、この便の経由地でした。
現在は、ネピドーという場所に首都機能が移転されています。しかし、経済の中心は相変わらずヤンゴンですので、旅の拠点は今でもここになると思います。
シンガポールから約2時間で、ヤンゴンに到着。空港設備は貧相で、「う~ん、やっぱり途上国」と素直に思いました。
そして、強制両替の制度は廃止されていました。ヤンゴン空港の到着ロビーにそれらしき窓口はありましたが、誰もいませんでした。
そして、空港を出て、市内に向かおうとしましたが、いきなり客引きの嵐。私がアジア旅行をあまり好きになれない理由のひとつは、料金交渉がいやだからです。
しかし、市内に向かうにはタクシーを使うよりない。いやいやながら料金交渉。といっても、相場はいくらなんでしょう・・・。「あ~、もう面倒くさいなあ」と憂鬱になりながらも、「この程度なら妥協できるかな」といった感じで話をまとめました。
結構頑張って料金交渉しましたが、実は、この金額でもぼったくられていることが後になってわかりました(笑)
そして、移動による肉体的疲労よりも、料金交渉の精神的な疲労の方を強く感じながら市内を目指しました。