仕事中、上司に取引先から電話がかかってきました。
しかし、あいにく上司は席を外しています。
相手の会社名・名前はきちんと聞いて、「上司が戻ってきたら、折り返しご連絡させます」と言いたい時、「~させる」と言いたいときに「make」を使いがちですが、ちょっと待ってください。
「make」は裏に強制のニュアンスを含んでいます。
ですので、I’ll make him call you back.は「彼に無理矢理でも折り返しご連絡させます」といった、かなり殺伐とした表現になります。
このような場合は、以下のようにmakeではなく、haveを使います。
I’ll have him call you back.(折り返し、彼にご連絡させます)
同じ「~させる」でも、「~してもらう」というニュアンスを出せるのは、haveなのです。
ちなみに、「~させる」・「~してもらう」は、ほかにletやgetなどもありますが、それぞれニュアンスが異なります。
1.make:強制の意味を持つ「~してもらう」というよりは、相手の意思に関係なく「~させる」という感じ
I make him go to school today.(今日こそ、彼を学校に行かせるんだから!)
2.have:どちらかというと「~してもらう」といったニュアンス。決して強制ではなく、相手にも選択権を認める感じ
I’ll have him call you.(彼から、あなたに電話してもらうわね)
3.let:元々、相手が希望している行動を許すニュアンス。
I’ll let him go to the party.(彼がパーティーに行くのを許すわ)
4.get:説得して「~させる」というニュアンス。どちらかというと強制に近いイメージ
I’ll get him to take us to the bus stop.(彼に頼んで、バス停まで送ってもらいます)
状況に応じて、上記の表現を使い分けられるようになりましょう。
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