「流暢」イコール「速い」ではない
英会話では、「流暢な英語」とは「スピードが速い英語」と誤解されがちです。
確かに、帰国子女の方がペラペラとネイティブ並みのスピードで話しているのを聞くと、「流暢に話せてうらやましい」と思ったりするものです。
しかし、聞いている側からすると、しゃべるのが速いから流暢というのは少し違います。
なぜなら、速くしゃべっていても聞き苦しい英語というのもあるからです。
例えば、中近東の方やアフリカ人の英語は、しゃべるのが速くても流暢とは感じません(もちろん個人差がありますが)。
なぜ速いのに聞き苦しいか?
それは、適切なアクセントを置いていないからです。
要は、リズムに乗って話していないから、聞いていて流暢に感じないのです。
英語は早口言葉ではありません。
せっかくしゃべっても、相手に伝わらなければ意味がありません。
適切なリズムを踏みながら話すことが大事
英語のどの部分に強勢を置いて話せばよいのかは、様々な英語教材で言及していることですので、ここで詳しい解説は行いませんが、一つ覚えておいて頂きたいのは、「少しスピードを落として話すと、自然に流暢に聞こえる」ということです。
不思議なことなのですが、日本人は(特に中高年の男性は)、少しゆっくり話すくらいの方が、相手にエレガントな印象を与えるようです。
これは、日本人にとって非常に得なことです。
これを知ってから、私もできるだけゆっくり話すように心がけるようになりました(笑)
元々、早口で話すのが速い傾向があったのですが、スピードをゆっくり話すようにしたところ、仕事仲間からも好評でした。
相手から聞き直されることもなくなったので、ストレスも減りました。
「相手に上手く伝えられない」と悩んでいる方は、意識してゆっくり話すようにしてみましょう。
周りの反応が変わることに気づくはずです。
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