継続できる英会話教材を選びましょう

語学の学習に一番必要なものは、それに費やす学習時間です。

どんなに評判の良い英会話教材を使っても、時間をかけない限り、絶対に英会話の上達はあり得ません。

英会話の上達は、スポーツのトレーニングに似ているところがあります。つまり、体に覚え込ませる事がどうしても必要になります。「聞く・話す」という能力は、単調な訓練をいかに長期間繰り返すことが出来るかによって、上達の度合いが変わります。

良くあるハウツー本で謳われているような「コツを掴めばすぐに上達できます」といった事は、英会話学習においては、基本的にあり得ないのです。だから、帰国子女のように、既に英語に精通した方でも、日本にいると英語を忘れないように、日々の訓練を継続すると聞きます。

ましてや、これから英会話を学習しようとする方は、余計に時間をかけることを惜しんではいけません。よく言われることですが、どんな分野でも、ある程度のレベルになるには2000時間、達人レベルになると20000時間の学習が必要と言われています。

それだけの長い時間、根気よくやり続けることが何よりも大切なのです。

あなたにとって良い学習教材とは?

今までの話を総合すると、あなたが学習を継続できるようにサポートしてくれるものが「良い学習教材」ということになります。

自分に合わない教材だったり、役立っているという実感がないと、学習が苦痛になって継続できません。逆にいうと、継続できる教材はあなた自身にマッチしているということです。

そういった意味でも自分が継続できるかどうかを基準にして教材を選択するのは良い方法なのです。

1.自分の今の実力に合っている教材

自分の実力以上のレベルを対象にした教材だと、難しくて苦痛になってしまいます。逆に簡単すぎると退屈して、つまらなくなってしまいます。自分のレベルに合った教材を選びましょう。

その教材のサンプルを取り寄せてみて、「やや簡単かな?」と思えるような教材が良いです。

一方で「ちょっとこれは難しいかな?」と思える教材が良いという意見がありますが、意外にこのチョイスは挫折率が高いです。

なぜなら、その教材のサンプルは出だしのパートだけを無料視聴といったパターンが多いですが、当然、後の章になるにつれて、レベルがどんどん高くなり、最後には「想像以上のレベル」だったりするからです。

そうなると、「教材が難解すぎて挫折する」原因になります。

2.内容が面白い、楽しいと思える教材

理屈ぬきに面白い、楽しいと思えれば、人間は誰でも集中力が湧いてきます。

「英語をマスターしたいなら、アメリカ人の彼氏を作りましょう」と言ったキャッチフレーズを目にしたことがあります。手段の是非は置いておいて、アメリカ人男性と恋愛を通じて英語を勉強するというのは理にかなっているとも言えるのです。

恋愛以外にも、スポーツ・演劇・映画などを題材として取り扱った英会話教材は沢山あります。

難しいことを考えずに、自分の興味を優先して教材を選ぶのも重要なことです。

3.学習のペースが自分の生活スタイルに合っている教材

例えば、「1日1時間」しか学習時間の取れない人向けに開発された教材とか、逆に、学習時間を豊富に確保できる方向けなど、英会話教材には学習者のライフスタイルを考慮して開発されたものが多数あります。また、教材送付のペース(月一回送付など)を学習者の判断で変更できたりするサービスもあります。

重要なのは「継続」ですから、その教材が自分の生活ペース合っているかを考えて選択しましょう。

過度の負担を強いられる学習教材は、日々の忙しさに忙殺されるうちに、取り組むことにおっくうになってしまいます。

【まとめ】

英会話学習は、自分の生活ペースを中心に考えましょう。教材の学習方針に自分を完璧に合わせようとするのは無理なことです。繰り返しになりますが「少し緩めかな」くらいのペースが良いのです。

陸上で例えれば、100mダッシュではなく、100kmのジョギングをするような感じで取り組みましょう。そうすることで、学習への意欲も継続できます。

あの有名リスニング教材にトライしてみよう

ヒアリングマラソン6か月コース「ヒアリングマラソン6か月コース」は「1000時間ヒアリングマラソンに興味はあるが、1年間できるか分からないので、まずは半分の期間で試したい」という方に、うってつけのコースです。通常の1年コースと同じものを最新号から6カ月間毎月お届け。受講期間・教材量は半分となり、より完走しやすくなります。もちろん6か月コースを完走できたら、そのまま1年コースに移行可能。最高峰のリスニング教材と評判の1000時間ヒアリングマラソンの前に、ハーフマラソンで腕試ししてみませんか?

「英会話教材の選び方」へ戻る

コメントは受け付けていません。