昔のことを表現するのに過去形と現在完了をどうやって使い分けるのかは難しい問題ですよね。
元々、日本語は時制を表す表現が英語ほど厳密じゃないこともあり、このような戸惑いを感じてしまうのかもしれません。
例えば、海外旅行に行って、預けた荷物を調べてみたら、あなたのスーツケースが壊れていたとします。
航空会社にスタッフに「スーツケースが壊れています」とクレームを言いたい時、
過去形を使いますか?
それとも現在完了を使いますか?
この例で、My suitcase was broken.と過去形を使うと、
のように、以前は壊れていたが今は壊れていないように聞こえます。
この場合は、My suitcase has been dameged.のように現在完了を使うのが正解です。
荷物を預けてから受け取るまでの間に破損したのだということを伝えたいのですから完了形を使ったほうが誤解がなくてよいのです。
さらに、「スーツケースが壊れている」の「壊れる」はbreakではなくてdamege(破損する、傷つける)を使うのが適切です。
ここでbreakを使うと、金槌か何かで叩き壊すようなニュアンスを与えてしまいます。
ちょっとした違いですが、余裕があれば押さえておきたいですね。
・過去形と完了形のニュアンスの違いを意識しましょう
・スーツケースが壊れるは「damage」で
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