フランス旅行記(3)腹痛発生

ホテルに帰って、フランス語もわからないのにテレビを見て、やることがないのでガイドブックを見て・・・などしながら、つらつらと過ごしていました。

そして、シャワーを浴びて、そろそろ寝ようかな・・・と思ったとき、何となく、モヤモヤしたような変な鈍い感覚が胃のあたりから突き上げてきました。

腹痛が・・・

確かに、リヨン駅のスタンドでエスプレッソを飲んだ後から、変な気持ち悪さがずっと続いていました。しかし、「寝れば治るだろう」と気軽に考え、ベッドに横になったものの全然寝られず、そのうち胃が猛烈に痛くなってきたのです!!
今までに経験したことのない、何とも言えない胃の痛みでした。

これはまずいかも・・・と思い、薬を探したのですが、こんな時に限って、私にとっての万能薬「正露丸」がありません。

ホテルのフロントに電話しても、既に夜遅くで、だれも出ない・・・(本来は、こんなこと、あってはいけないと思うんですけどね)

とりあえず、痛むおなかに枕を押し付けて、胃の痛みに耐えながら、朝を迎えました。

そして、「とくかく病院に行かなきゃ」と思い、海外旅行保険の代理店の番号を調べました。

実は、JTBを通じてエアチケットとホテルを取っていたので、店員に勧められるがままに海外旅行保険に入っていたのです。

そして、早朝になり、そこに電話をすると、久しぶりに聞く日本語に、思わず頬が緩んでしまいました(笑)

しかし、あいにく、その日は日曜日。

休日でも診療している病院でアメリカンホスピタルというのがあるから、そこに行った方が良いと言われました。

そして一言、「そこには日本人ドクターが常駐しているから」

その言葉で、とりあえず、アメリカンホスピタルに向かおうと思いました。

アメリカンホスピタルは、地下鉄1号線のPort Maliot駅からバスに乗れば行けるそうです・・・

お~っと、いきなり地下鉄&バスのコンビネーション!!

海外旅行初心者にはきつい洗礼です(爆)

しかし、行かないわけにはいきません。そうこうしているうちに、腹痛はどんどんひどくなっていきます。

ちなみに、自分のいるリヨン駅と目的地のPort Maliot駅の場所を確認すると・・・

パリの地下鉄

端から端じゃん!!!

たどり着く前に死んじゃったらどうしよう・・・

そんなことを考えながら、ホテルを出発しました。

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